今日のウルトラQ

考えてみれば、とっくに放送が終わってしまっている番組についてあれこれ言うのも何だなあと...
番組の狂言回しで毎回登場する遠藤久美子。普段はあまりテレビを見ないので芸能人にはとてつもなく疎い自分なのだが、どうもこの人のは見覚えがあるなあと、一体どこで覚えたのかなあと思っていた。それが最近何だったか気がついた。
我が社の負債をいってに貸し付けている銀行の、イメージキャラクターだった。その笑顔のポスターをしょっちゅう見ているのだから、見覚えがあって当然だ。
ああ、その借金がなかったら今頃人並みな生活ができているのに。ああ、借金苦生活。坊主にくけりゃ袈裟までにくい...じゃないけれど...
ようやくシリーズの半分13話くらいまで見る。開始当初のおもしろさがだんだん少なくなってゆくのが「低予算でもここまでできるんだぞ」の意気込みがうれしい。お気に入りの脚本家「太田愛」の異世界ファンタジーものがだんだん出てきた。少年たちが活躍して、地球侵略(?)をたくらむ宇宙人をやっつける話などは、まるで元祖ウルトラQという感じでよいのだが、初期作品にあった「ラクガキ」などのような強烈な無力感にさいなまれるような傑作がないのが残念だ。
さて、物語はいよいよ訳がわからなくなって行くのであろうが、公式サイトの情報によると、この後は女性型カネゴンセミ人間が現れたり、実相寺昭雄監督が登場したりと期待大なのである。