こんな感じで

最近近所の私立図書館が館内整理の為、一ヶ月ほど休館が続いており、新しい本を読む機会がなくなってしまった。仕方なしに、昔もらった本や、お金もないのに書店へ行き、新刊を奮発して買ってもハズレ続き。ここのところの身体不調も、ひょっとして図書館の休館が体調に影響しているのかもしれない。
近くに迫った長期出張のための出張本を探しもうまくいかない。とりあえず近所の古本屋（否ブックオフ）で「ふぉん・しいほるとの娘」（全三巻）吉村昭を近々ある大分出張の朋にしようと思い、購入した。三冊で￥600円。
久しぶりに非ブックオフ系古本屋へ行ってみたが、価格こそ割高だが、食指が伸びる本がたくさんあり、非常に楽しかった。
でも、このくらいの蔵書なら図書館でタダで探せるのに....
ソレはともかく、実は今回の古本屋巡りはかの小松左京先生の超名作「日本沈没」を探してのことだった。多分今年にリメイク映画が公開されるであろうが、その前に何とかもう一度しっかり読んでおきたいのだ。日本沈没ブームの当時、自分はちょうど小学六年生。当時自分が夢中になった物はこの日本沈没と、かの名作「宇宙戦艦ヤマト」だ。テレビの本放送当時だ。あれだけ一世を風靡した日本沈没なのに、原作本が見あたらない。確か親父がその当時上下巻を買ったと思っていたのだが、いま家の中を探し回っても見あたらない。あれだけのベストセラーだから、ブックオフで百円で売っていても不思議はないのに、今まで見たことがない。そういえばマンガ版「日本沈没」も見あたらない。ご存じさいとうたかを大先生の作画による作品だ。先生の「バロムワン」までマンガが復刊されている現代なのに、未だ復刊されていない。
この不遇な現状を一挙に解決する「日本沈没」リメイク映画大公開、同時に復刊オンパレードを大いに期待したいところである。
確か村野武憲主演のテレビ版日本沈没ってDVDになったよね？

日本沈没 M-9.0 [DVD]