うつろな彫刻

前回の出張先の駅前の広場に設置してあった彫刻郡が妙にうつろだったので写真を撮ってみた。元気の良いはずの子供達も妙にうつろなまなざしで走り回り、一緒に走る犬もやはりうつろに見える。

この町は至る所に彫刻が設置されているのだが、その中でも玄関口とも言える駅前にある物なのでから「彫刻コンペで優勝」とか、キット権威ある物なのだと思うけど...なぜこんなにうつろなのだろうか？自分も木彫やっているけど、人物の頭像作るくせに、人の顔を覚えることが大の苦手である。こんな自分が頭像作ること自体が噴飯ものなので、人のことはとやかく言えないが....でも町の中にはとても良い感じの彫刻も沢山点在しているのに、なぜに「うつろ」なこれらが駅前にあるのか...謎である。自分が知らないだけで、全国的にも有名な彫刻家なのかもしれないが...でも、うつろ。
ケレン味のない、オーソドックスな作品もあるのだが、どうも人気がないようだ。

自分はこういう方が好きだけど。

独特な体型の女神様。

こういうのを作れる感性ってうらやましくもある。ちょっとエッチっぽいから、きっと子供達には人気あるだろう（そういうものなのよ）

やはり最後はうつろに締めくくろう。

うつろな鬼ごっこ。