「女囚701号さそり」

監督...誰だっけ?
というくらい梶芽衣子の魅力爆発の人気シリーズ第一弾だ、この野郎!!
そりゃもうタランティーノがほれこんで自作で主題歌にするくらいのコトはある大名作。
オープニングでいきなり女囚達がマッパで階段を上りながら階下の看守達(もちろん男)のエロな視線に下半身をさらされているシーンに、脳みそが溶けて耳から流れ落ちそうな感じなったのは、自分だけではあるまい。
とりあえず物語り冒頭で、あの有名な「東映マーク」(海岸でザッバーンなあれ)のしーんから「君が代」が流れるところからして「こりゃ、まともな映画じゃないな」という期待を裏切らないまともな映画じゃない(←日本語が変だ)
細かいことはネット検索すれば山ほど賞賛の嵐なので、今更自分が付け足すことはない。何はともあれ梶芽衣子
梶芽衣子萌え〜!!である。
わかりやすく言うとね(←わかりやすすぎ)だいたい根っからのクールビューティー好きなので(ツンデレマニアと呼んでもらっても結構)それだけで魅力あふれるというのに、全編コレ脳みそが腐りそうなキ○○イ演出に毒されてしまった。たとえば....
主人公、半乳はみだしたままで警視庁前で憎き刑事をドスで襲撃。てか半乳だぞ半乳!!意味ねえ!
妙な般若顔メイクでガラスの破片を持った賊が、主人公を追いつめるも、手元が狂って看守長(何故ソコにいた?)の右目を直撃、失明(たぶん)。それを恨みに持って、看守長、主人公をいじめたおす(刺したヤツの方が悪くないか?)
このほかにも、延々拷問あったりレズあったりと梶芽衣子さん体あたり演技。よくOKしたなと感心する。ラスト近くになると見事脱獄した主人公が、自分を陥れ出世した刑事に復讐する。その際の服装がまるで
チグリス星人(シルバー仮面
なのだ(←おいおい)そうか、チグリス星人はこの映画を見てあの恰好で春日兄妹をおいつけめていったのだなと感銘を受けた。今まではてっきり「ジョンレノンとオノヨーコのファッション」だとばかり思っていたけど、コレで間違いなくチグリス星人は「梶芽衣子ファッション」である。
以上、この映画に文句のあるヤツは受けて立つ。前へ出ろ!!
「はい、先生」「なんだ?」「一応女性刑務所の描写が主たる作品だと思うのですが、根本的に、看守さんて女性が着任するのではないですか?」「キサマのような軟弱な疑問など、速攻却下だ!!」
東映マークを背にしつつ)ザッパ〜〜〜ン

女囚701号 さそり [DVD]

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