数値

例によって五十肩で通院中。数日前からリハビリがはじまったのだが...
「今の肩の痛さって、十段階にたとえるといくつくらいですか?」
非常に答えにくい質問をしてくる先生だった。

「まあ、5〜6ってころでしょうかねえ」とおざなりに答えてみたが、そこでふと思った。自分にとって10の痛みって何だろう?痛みであるから、今までに経験した者の中から判断するしかない。子供の頃に二度ほど骨折した。痛かったけど、どのくらいか忘れたなあ...最近では二日酔いの頭痛。記憶がなくなった日などの朝は拷問である。でもそれがMAXの10かと思うと、どうだろう?
あ、あれだ!仕事柄、何年に一度くらいは幾針か縫う怪我をする。たいていは指先だ。指先ってのは神経が集中しているので、他の部位に比べて痛さはかなり高い。ただ、怪我した瞬間などは脳内にアドレナリンがドバドバ出ているようで超興奮状態なので、意外と痛みはそれほどではないのだよ。じゃ、なにがMAX10かというと、医者へ駆け込み治療を受ける時だ。
「それじゃこれから患部を縫合するので麻酔打ちます」
その麻酔の一刺しめは、その傷口に針をぶっすりさすのだ。これが痛い。死ぬほど痛い。あきらかに怪我した瞬間よりはるかに痛い。いい加減時間が経ち、アドレナリンも収まってきた頃だから、もう痛い!というわけで、コレを自分の「痛さ10」と認定することにした。
もっとも痛いのは最初の一刺しだけで、二刺し以降は麻酔が効いているから、痛くもかゆくもないんだけれどね。
痛い写真(例、イタ車とか)を持っていなかったので、とりあえず若い二人の写真を、どうぞ。