NHK

 新年になって図書館からの呼び出し電話はこれで3回目。例によって予約図書が届いたのだ。2日に一度は図書館へかよう日々。そろそろ顔と名前をおぼえられそうだ。特に問題はないけど。
 で、ようやく念願だった「NHKにようこそ」を借りてきた。しかも近所の図書館になかった(盗まれて)ので他の図書館からの又貸しである。いつもは見慣れないバーコード付のビニールカバーに包まれ、表紙にはこれぞキャラクター小説といわんばかりのイラストが描かれているその本は、いかにも怪しい雰囲気がある。なぜか本についている図書館のバーコードに付箋が貼ってあって見えないようにしてある。なぜ?ナゼかは知らないが、そのように隠されているとつい見たくなるのが人情である。そうっとビニールカバーをめくり、その図書館バーコードを見ると、20キロほど離れた市の図書館のものだった。...だからそれって隠さなければならないことなのでしょうか?
これだけ手間をかけて貸してもらった本ではあるが、ネット販売でPDFファイルが¥500-だったし、やっぱり素直に買った方がよかったかと、本の値段を見ると「¥1700-」おい!一見マンガ単行本のような装幀に270ページほど。もちろん二段組などではない。これで¥1700-だと〜ぼったくりバーじゃないんだから、高すぎだっ!!やはり買わずに借りて正解。
 とりあえず貸出期間は一週間。普通は二週間なのだが、図書館又貸しなのでその分期間が短い。現在でも貸出期限の迫った本が4冊ある状態ではちょっとキツイ。なんか修行僧みたいに読書しているのである。
 こんなに早く読んでいて、本当に頭に入っているのであろうか?