痛い

 彫刻していると「こんな堅い木がざくざく切れるノミなんだから、うっかり手が滑ったら三針はかたいな」などと、あらぬ事を妄想してしまいます。男の場合は、案外キズの痛みや血に弱い、意気地なしちゃんが多いのです(←だれのことだ?)
 今日はお袋が風邪でふせってしまったので、お昼の準備を私がしました。狭い台所でみそ汁を作ろうとごちゃごちゃしていたら「どがん!!」と足の小指をイスの角にめいっぱいぶつけてしまいました。あまりの痛みにしばらく声が出ず。
 仕事で彫刻やるときは、材料を足で押さえたりするものですから、素足です。よりによってこんな時に...小指を見ると、爪がはがれかかっていました。痛いはずだ。まあ足の指でよかった。手のツメだったら、仕事どころではなくなる。
 キズ絆創膏巻いて、仕事に復帰。しかしまあ、ついていないモノだ。