日々の暮らしに追われて...

 最近集中的に読書というわけには行かなくなってしまった。今読んでいるのはバロウズ(バローズではない、この辺の微妙さは皆さんすでにご承知でしょうが)の「裸のランチ」御存知映画にもなった問題小説。確か映画はデビット・クローネンバーグが監督したと思ったが..なにぶん十年近く昔に見た映画なので、記憶があやふや。しかも内容もあやふや...自分の奥さんとウイリアムテルごっこ(りんごを頭にのせてピストルでねらい、撃つ)で頭を吹っ飛ばし、タイプライターが生き物になってしまう...訳の分からない内容。
 読みかけて原作本は今のところ麻薬系化学物質の名称が羅列されるばかりで、ストーリーらしいストーリーがない。これが問題作?確かに言えることは読んでいて「痛い」例えば「蛇とピアス」なら具体的に「肉体改造」という形で痛さを伝える小説だが、これは頭脳崩壊の傷みが伝わる小説だ。
 いや、スミマセン、伝わりません。イヤもう全然訳が分かりません。とりあえず全部読んでから、きっちり感想書きます。
 こんなにいそがしくちゃ、一体いつになる事やら...