健康診断

(そういえば「科学」ってみだしを使うのは久しぶり)一年ぶりに市役所主催の健康診断へ行ってきた。今日は大腸癌検査(ウンチを2日にわけてちょこっとづつ特殊容器にとり提出)と胃のレントゲンだ。トットと終わらせて仕事しようと、早起きして7時半に会場に行った。すでに満員。こんな事もあろうかと思って持ってきた「千里眼松岡圭祐を読み出した。面白くて夢中になっていたら、列の後ろに娘の同級生のお母さんが並んでいることに気がつかなかった。あわてて朝の挨拶を交わし、また読書。スミマセン面白いのです。
 さて、去年はこの検診でめでたく胃にポリープが見つかった自分だが、今年は何が見つかるかワクワク(じゃなくてドキドキ)しながらレントゲン車の中に入る。渡されたバリウムをもらい飲み干し、撮影へ...く、苦しい。肺の感説撮影とちがって入念に撮影台をくるくる回して、あらゆる角度から何枚も撮る。コレで撮影代だ¥1,000-プリクラより安い。何とか検査を終えて、バリウム排出用の下剤も沢山もらい帰宅。「とに沢山水分をとってください」との医者の指示に従い、コップ二杯の水で下剤二錠を一気飲み。直後猛烈に気持ち悪くなる。少し横になれば治るかと思っていると、猛烈な吐き気が...胃の中のバリウムを全て吐き出してしまう。ま、あまり体にいい物質ではないので、早く出すに越したことはないのだが、あのねっとりしたバリウムだろ、二日酔いの時と違い、なかなか出ない。非常に苦しい。ぽつぽつ赤い物が混じるし...胃の検査で胃を悪くしてどうする。バリウムに当たったのだろうか?やっと検査会場にたどり着いたと思われる老人達もいっぱいいたのに、彼らは平気なのであろうか?自分弱すぎ。そのまま体調は戻らず午前中は寝て過ごす。散々だ。
 しかも、どうも下剤が全部吐き出せず、一部体内に吸収されてしまったようだ。午後になってもお腹が一日中「ゴロゴロ〜」いっている、最悪の一日。下剤が効いたところで、その下剤で押し出すべきバリウムはすでに吐いたあと。全く散々だが、この後きっと「再検査」の通知が届くに違いない。そうすると次はまたあの恐怖の「胃カメラ」だ。一年前に初めて飲んだが、もう二度とゴメンである。しかし飲まなきゃいけないんだろうな...鬱だ。何かの間違いでポリープがきえてなくなっていないであろうか。最近のキリキリする胃痛を鑑みると、まずあり得ない話である。