宝の山

 近所のハードオフで何故か突然JAZZのCDが大量に入荷されている。夢じゃ無かろうか?あんなモノやこんなモノや、それこそいままでJAZZなんか10枚くらいしか置いていないコーナーが2〜300枚の大充実。嬉しくなって、金もないのについ衝動買い。奇跡の歌姫ホリー・コールの「girl talk」とジャッキー・マクレーンとデクスター・ゴードンのセッション。後者は割とどうでも良かったが、やはりホリー・コールは良い。よくぞ歌手として復活してくれたと、心のそこから拍手である。確か昔交通事故かなにかで顎を複雑骨折したのだと思ったが...ググッてみたが見つからなかった。顎を複雑骨折〜!!普通再起不能だよな。うれし泣き。
 そこで勢いアマってコレまた近所のレアモノ専門中古ショップでフランク・ザッパを二枚買い込む。何せ一枚千円だったものですから...ハードオフ真っ青な安値。ってか、ハードオフにはザッパはでないか。そういえばいつの間にかハードオフ、中古のくせにJAZZレコードが軒並み値上げ。何せ定価販売あたりまえ。ヘタすると....例えば今回自分が買ったジャッキー・マクレーンとデクスター・ゴードンのセッションなどはLPの方が三割ほど高い。LPからCDへの過渡期をリアルタイムに体験している自分としてはショックである。なにせ当時(80年代中期)には燃えないゴミの日にLPレコードが山のように出されていたのだ。バブル真っ盛りということもあったのであろうが「いらないレコード全部あげるよ」「え」「大事な音源は全部CDに買い換えちゃったから」などというセリフがあちこちで聞かれていたのである。マジで。
 古いモノは大切にしましょう。