懐かしの全日本プロレス

ちょっと前のコトだけど、真夜中にふと目がさめた。なんの気なしにテレビを付けてみる。なぜか全日本プロレスやっている。そこに登場していたレスラーはなんと懐かしのジャイアント馬場ではないか。ジャイアント馬場、大好きだった。東京での一人暮らし時代には蔵前国技館(当時はまだ両国国技館はなかった)や東京体育館で大きな試合があると気に割とマメに見に行ったモノだった。
寝ぼけ眼でテレビを見ている。かなり馬場の姿が若い。すでにジャイアント馬場はなくなっているので、当然大昔の映像だと思うが、それにしても若い馬場は見るからに強そうだ。そして相手は誰だと見てみると、これまた懐かしい、ハワイの怪人、キラー・トーア・カマタじゃないか!!なんとまあ、マニアックな選択の試合を流すのだろう。キラー・トーア・カマタなんか知っている若者がいるのだろうか?ブッチャーのような体型をした選手だが、あきらかにブッチャーより格下。それでいて同じように空手殺法を使うのだが、弱い。スタン・ハンセンとの初めての試合とかの方がいいのに...
そんな心配も余所に、ゴングが鳴った。強い!馬場、強い。全くキラー・トーア・カマタを相手にせず一方的にパンチをぶちかまして、ラッシュラッシュ〜ああ〜カマタ、ダウン!!カウントが入る。な、なんと1ラウンドであっさり馬場のKO勝ちだ〜〜
ん?...パンチ?...KO勝ち?...そういえばなんでプロレスの試合なのに二人ともボクシンググローブ付けているんだ?...アレ?...リングサイドにいる誰かに馬場がアピールしているぞ。アレ?...タイソンだ?...え、なんで...
寝ぼけた目玉をよくこすってみてみると...ジャイアント馬場じゃなかった。
ついでに...キラー・トーア・カマタじゃなかった。
全日本プロレス中継ではなかった
ああ〜地元でも勝利することができなかった元横綱。すでに彼が勝てる相手というのは...激やせ親方...くらいしかいないのであろうか。頑張れ、自分はいつまでも応援しているぞ。