まだまだ続く

何とか新潟へ帰ってきて、一夜明けて日曜日。朝から「お父さん、体がかゆいよ」という娘の声で起こされた。どうしたんだと見てみると、体中発疹だらけ。
何じゃこりゃ?
今日は日曜日で医者はどこも休みだ。仕方がないので日曜日当番医の内科へ行くと....
「コレは水疱瘡ではないかな?」
ちょっと、まて。娘は水疱瘡を3歳の時にすましているって....
「ごくまれだけど、二度かかる人もいる」
そうなの?とりあえず不審に思いながらも水疱瘡の薬とかゆみ止めの軟膏をもらってくる。結構高かった。しかも全然効かない。一晩あけて月曜日。全く変化なし。やはり気になったので、いつものかかりつけの皮膚科に行くことにした。
「あ、コレはぜんぜん水疱瘡じゃないです」
え。
「ヒドイあせものでしょうかねえ。だいたい、水疱瘡はすましているんでしょ?」
ええ、3歳の時に。念のため母子手帳で確認しましたけど、確かに終わってます。
「でしょう。それに水疱瘡なら手や足や顔、頭のてっぺんまで発疹が出るはずだけど、娘さんの場合は胴体の部分しかないでしょう」
あ、本当だ、言われてみれば。
「だから大丈夫。水疱瘡では断じてありません。お薬出しておきますね」
はあ〜。なんか気が抜けてしまった。考えてみれば、ゴハンはバクバク食いまくるし、体温はからっきし平熱だし、おかしなはずだ...昨日の医者はなんだったんだ。
処方箋をもらって薬局で薬をもらいに行く。昨日医者からもらったかなり高い薬も持っていたのだが「念のため見せてください」薬剤師さんに言われるままに手渡すと...「ああ、水疱瘡の薬って高かったでしょ?たいへんでしたね」と慰めのお言葉をもらう。ええ、大変でしたとも。高かったでしたとも...
こんな風に午前中が終わり、午後。しばらく仕事をしてから、今度は自分が眼科へ行く。実は昨夜、娘がかゆみで寝られない隣で自分は目の奥の痛みで眠れずのたうち回っていたのだ。昔から目はよく痛くなっていたのだが、昨夜のはかなり来ていた。吐き気を催すほどの痛みに、いよいよ目玉がヤバイかとドキドキだった。
「眼精疲労です」
え、ソレっていつものヤツってことですか?
「そういうことになりますね、とりあえず検査してみましたが、どこもカケラも悪くありません」
昨日は眠れないほど痛かったんですよ?
「たいへんでしたね」
...まあ、自分のかかりつけの眼科医はいつもこんな感じで、ちょっと患者さんをさめた目で見ているんだけど...慣れてるけど...スミマセン先生、とりあえずいつもの薬くださいとお願いして家路に帰る。
何もなかったのだから喜ばなければ...
なんか親子そろって東京でのプールで疲れ切ってしまったようだ。お台場のプールへは、もう行かなくてもいいです。