入選

昨日もちょっと書きましたが、地元の県の美術展で入選しました。この公募展には三年連続落選。四度目の正直って所だ。去年も「今年はもう応募するのよそう」思ったのだが、やはり締め切り直前になると血が騒ぐのか?作っちゃいました。
そして今日がその美術展の初日...ところが上記の理由で会場に行けなかった。明日に行く予定。
今までは「鳥」を作って挑戦していたのだが、今回は初めて人物での挑戦となった。まさかと思うが「鳥ではダメだが、人物ならOK」という審査基準じゃないでしょうねえ...ま、そんなことより人物だ。今回人物を作って一番悩んだこと、疑問がある...みんなは「モデルをどうしているのよ」人物初めて作ったときは、しょうがないので娘を作ろうと思ったが、子供モデルとしてじっとしているわけはない。仕方がないので、写真を参考にして作ったが、全然似てないできあがりになってしまった。それでも二体ほど作ったのだが、サスガに毎回娘の顔じゃ作る自分も飽きてくる。
今回は美術系学校関係者なら誰もがしている「マール社」の入門書(←おいおい)を買って来た。そこに出ているサンプルの表情を参考にしながら...ま、いろいろ試行錯誤して作ったわけだ。入門書とはいえ、人物の顔藻構造を理論的に解説してあって、実に自分の知らなかったコトばかりだったので参考になった。てか、もっと早く参考書を買ってくればよかった。なにするにせよ基本はだいじなんだなあ...
ソレはともかくモデルのコト。やっぱりきちんとモデル雇ってソレを身ながら製作するとなるとモデル代がとんでもないことになりそうだし...ソコは頭部だけなら写真で代用するんでしょうけど、どうやって頼むの?
ところでモデル。知り合いに頼むのなら何とかなるのでしょうが...街で見かけたちょと気になる人に声を掛けて「スミマセン、私彫刻やっているんですけどモデルになってもらえませんが?いや〜写真をとるだけですから」こう頼んだとしよう。
...あきらかに怪しい中年である。あるいは声を掛けずにこっそり黙って写真を撮る。そりゃストーカーだって?
昔、新日曜美術館船越桂の特集やっているとき、たまたま彼の個展会場にやってきていた人に「モデルになってもらえませんか」と頼んでいたというのを見た。船越桂くらい有名になればソレも可能でしょうが、市井のアマチュア彫刻愛好家はどうしたらいいのだろうか?このまま毎回、人物を作り続けるとしたら、毎回この問題に頭を悩ますような気がしてならない。
そんなわけだから以前は「鳥」ばかり作っていたんだけれどもね。基本的に対人関係には悩むこと多いです、自分(←おいおい)
明日はちょっと早起きして会場に見学に行く予定。何せ車で一時間かかるところだし...今日は早く寝て体調万全にしなきゃなあ...