いやまあショック

今朝は早起きして、朝一番に芸術展の会場へ行ってきた。とりあえず会場をざっと見て、入選証もらって帰ってくる予定だったが、会場で受賞作品解説があったので、何となく聞いて帰った。
...いや、実は昨日まではようやく入選できたってコトでちょっとは浮かれていたのだが...自分が会場に行く前に両親が会場に行って来ていて、おみやげに入選者名簿なんかを買ってきていて、ソレをパラパラめくっていたら吃驚な真実が判明してかなり落ち込んでいるのである。入選者の名簿は公募展の貴重な収入源であろうから、大小どんな公募展でも必ず販売されるモノだ。ソレをパラパラめくっていたところ、御丁寧にも「過去の同公募展における応募者総数と入選者数」という表が掲載された。
見なきゃよかった、そんなもの....
洋画や書道などと違って極端に応募数が少ない彫刻。今回を含め、この三年間の「応募者数-入選者数(つまり落選者数ってこと)」の経緯が一目でわかってしまった。ソレによると三年前...落選一名(自分だ、自分)去年...落選3名(自分を含めて後二人)今年...落選一名(自分は含まない、ホッ)という衝撃な結果が記載されていた。
丸一日、胃が痛く、落ち込む....(T-T)
ま、これだけ落選しない公募展でこれだけ落選してしまえるのも、ある意味才能だなと...(←おいおい)
ま、ソレまでは鳥の彫刻を作って挑戦していたのだけれど、今年は去年の搬出担当委員の「人間は作らないのですか?」というありがた助言を守ったおかげで入選できたかな?
てか、本当に人物像じゃなきゃ彫刻じゃないわけ?ソレってメチャクチャな話じゃないか...なんか会場内で一人で沸々と怒りに心を燃やしている自分であった。
今日も何人か入賞や入選した人たちが会場に来ていて、受賞作品解説をしていた有名な先生に自作の批評をしてもらっていた。その解説していた先生の作品も出ていたのだけど、ベニヤ板を切って貼り付けて、表面にもやっと何か絵付けしただけの妙なオブジェ作品だったし...それから、入賞した木彫作品を解説するときも「ええ、この作品の素材は...木...ええと、木です」見ればわかるよ。きっと木材の名前を言いたかったのだろうけど、木材には疎いらしく(だからベニヤ板で作品作ったのか?)わからなかったようだ....
楠(くすのき)だよ!!
あんまりハラを立ててもしょうがないので、入選証もらって、自分の作品の批評はしてもらわずに、とっとと帰ってしまいました。だって、なんか本当に悔しかったから。
木彫は不利なのかと不審に思いながら...