浅草東宝

先日仕事で浅草へ行ったときのこと、わが青春の浅草東宝が閉鎖されていて、ショック。
何度も東宝の特撮大会をオールナイトで見に行った、思い出の映画館。マニアックなラインアップに、何故かソフビ怪獣を沢山持ってきている、元祖オタク達に混ざり、就寝場所を求めて集まったホームレスの面々のいびきもうるさく...バブル直前の混沌とした時代を象徴するかのごとき映画館が、ひっそりと幕を閉じてしまったようだ。
他の場所ではすっかり廃れてしまったようなものでも、かなり生き残っているあさくさで、コレは珍しいと思う。もっとも浅草東宝自体がかなり大きな劇場で、他の二番館などに比べていお慈悲が高かったのかもしれない。浅草東宝は終わってしまったが、まだ浅草には座頭市（勝新）が結構かかる映画館や、ポルノ映画館やストリップ劇場など、すっかりなつかしの響きのある旧世代の風俗など、未だ健在なので、自分ももう少し浅草で売り上げあがるようなら、ぜひ行ってみたいのだが...
で、いつも思うのだが、浅草は仕事で来るより遊びで来るほうが絶対楽しい。
実は今年の浅草での仕事の売り上げがかなりヒドイ状況なので、来年の浅草での仕事をどうしようかと検討している。毎年恒例で三年目。すでに挫折とは情けないが...それだけ厳しい世の中なのである。
久しぶりの更新なのに、とりとめが無さ過ぎてスマン。