とりあえず金物屋

idonokaibutu2006-10-15

あまりに不鮮明な写真で申し訳ない。
毎年出かけている神奈川県の鴨宮にある奇妙な金物店の写真である。残念ながら昼間は怖そうな主人がきょろきょろしているので撮影できないのだ。夜に暗くなってからの撮影。モチロン無許可。
ご覧の通りむちゃくちゃな配列な商品展示....というか、ゴミの山にしか見えないのだ。コレを「ゴミの山でしょ」と聞いたら間違いなく「立派な商品だ」と言われることは間違いないのだが....でも写真に写っているのは、店頭に置かれている約半分の物体なんだ。
このほかにかなり多くの商品(てか、ゴミにしかみえないんですけど)が路上にはみ出している。雨の日は一体どうしているのかとよけいな心配をしてしまう。
毎朝、仕事先のデパートへ出かける通り道にあるのだが、ちょうどこの金物屋の開店時間といっしょなので、シャッターを開けて、商品(ゴミにしか見えない)を店頭に並べ始める店主に出会う。もともと狭い店内におかれていた商品(てかゴミ)を表に出しても、店内はとても狭く、何か必要な金物があっても、とても店内には入れない。「包丁、鋏、研ぎます」とのPOPもむなしく、包丁預けたら最後、行方不明になりそうな始末である。ええい、自分が研いでやろうか!!と、思わず叫びたくなる。いや案外この主人は包丁研ぎ名人なのかもしれないが...
自分は鴨宮の出張が今回三年目であり、その間ずっとそこに存在していたということは、この金物屋さんが地元ではかなり重宝されておるとしか考えられない。神奈川は深い...来年も多分行くから、その時は白昼堂々撮影してみたい。できることなら、とても入れそうもない店内に入って撮影してみたい。
関東のめざといマスコミ関連がまるでノーマークなのが信じがたい。実は鴨宮にはこのほかにも、店主が魔女にしか見えない御老女の喫茶店...店名も魔女がらみだが...この悪魔の金物屋の近くにあるのだ。どうもそういった人々を呼び寄せるオーラがあるようにしか思えない神奈川県の鴨宮であった。