コイン精米機

idonokaibutu2008-10-21

都会ではまず見たことないだろうが、田舎では普通に町中に設置してあるコイン精米機。コレも最近はあまり見なくなったなあ...どうやらヤマダ電機などで家庭用精米機が売っているらしい。これだけ大がかりな精米機は必要なくなったということだ。
ところが...
先日親戚より地元産の新米をもらった。一般に流通するモノと違い、とても手間をかけて作られたモノだ。しかも玄米の状態でもらった。食べる直前に精米して食べるととてもおいしいらしい。そこでコイン精米機のお世話になろうと思ったのだが、つい最近まで近所にあったコイン精米機がいつの間にかなくなっていた。とりあえず我が家ではもはやその玄米しかないのでとりあえず喰ってみようと玄米のまま焚いたのだが、何だか非常に微妙な味になってしまった。
玄米を食べ慣れていないからだ。
とりあえず精米しようと手持ちの玄米10キロを車に乗せて、市内をコイン精米機さがしに出かけたのだ。ようやく見つけたところは家からかなり離れた場所だ。とてもオフクロが自転車で気軽に来れるところではない。自分も精米などしたことがないので、ドキドキしながら精米してみた。
何のことはない。精米機の説明書通りに百円硬貨を投入すると、10キロの玄米はあっさり精米された。
便利なモノだ。
まだその米は炊いていないが、多分明日のお昼ご飯には出てくるだろう。新米、精米、コシヒカリと三拍子そろったゴハン、楽しみだ。
それにしてもあれだけ町中にあったコイン精米機、あったときは「誰が使うんだろう?」と思ったモノだったが、なくなってしまってから「なんて便利な機械だったんだ」と気がついてしまった。世の中はなくなってしまった跡に後悔してしまうものであふれている。

これがコイン精米機の操作パネルだ、これ以上省略できないほどシンプルな作りだ。今時珍しいアンペア表示のメーターに石抜装置も親切設計でグット!!