「賭博覇王伝零 第八巻」福本伸行

なんだかんだとおもいながらもうよむのはやめようかとおもいつづけるふくもとさくひんちゅうのいっぺん。
最近読んだマンガの中では一番の衝撃作!!まさかこんな展開になるとは誰が予想できたであろうか!!
良い悪いは別にして。
テレビ版エヴァンゲリオン以来の、投げっぱなし最終回にビックリした。また、ココまで話を大きくしたのではこんなラストでしか収拾つかないのではないかと悩んだのかねえ〜と思うのだ。で、それがキライかというかと....そうでもない。むしろ潔いではないか。考えてみればココまで来る間に繰り広げられた数々のギャンブルは、それ一つとっても「カイジ」ならゆうに一作品(とは言わないまでも単行本数冊にはあたる)を費やすくらいのトリックである。それを惜しげもなく繰りだしてきているのだから、そろそろネタ切れになってしまったとしても、それを誰が責められようか?われわれ凡人達は、選ばれた天才達が作り出す珠玉をありがたく読み続けるだけで、批判というおこがましい行為などは百万年早いのである!!
ねえ、鬼窪先生(←まだネにもっている)
最後に、言い忘れたけど、本書巻末には「七月より第二部開始」とあった。過去どれだけ「第一部完」で終了したマンガがあったことか皆は忘れてはいないだろうか?
いや、自分的にはこのままみもふたもなく終了してもらってもぜんぜんOKなのだが...
終わり...?
まさか...お前等これで終わり?
終わり...???




ひょっとして福本先生、打ち切り食らったのか?

賭博覇王伝 零(8) (KCデラックス)

賭博覇王伝 零(8) (KCデラックス)