あっちこっちで話題騒然

 とは今年の芥川賞最年少美女二人に決定(なかなかいい写真だ)。そう言えば町田康以降受賞作を読んでいなかった。久しぶりに文芸春秋でも買うか。毎年思うのだが、文芸春秋買えば受賞作全文掲載なのに、はるかに安いのに、なぜ受賞作のハードカバーがベストセラーになってしまうのか?ま、とりあえず恒例都知事辛口批評をどうぞ。
 芥川賞といえば平野啓一郎の「月食」が印象深かったし町田康の「きれぎれ」のパンクぶりが素敵だったが、お坊さんのは半分で投げ出してしまった。入院知事のは読んでない。ただ、将来有名作家になった人といえば村上龍さんのように「限りなく透明に近いブルー」より受賞二作目の「コインロッカーベイビーズ」の方が一千万倍素晴らしい歴史的作品だったから、次作にこそその真価が問われるのでしょう。平野さんの「葬送」は読まなきゃ町田危うし。
 ところで直木賞、大ファンの京極夏彦祝受賞なのだが、すっかり最年少美女二人に話題をさらわれてちょっとかわいそうです。