延々続くパチンコ

 久しぶりにマンガを買った。この前買ったのが「最強伝説黒沢2」だった。本当に久しぶりだ。何を買ったというと「賭博破戒録カイジ11」福本伸行しか読んでないのか、自分?そう言えば娘に買って上げたマンガ以外は読んでいなかった。たまに立ち読みしていたのはあったけど「アカギ」ああ〜
 半年ぶりのカイジ単行本だというのにまだパチンコやっている。しかもまだ終わる気配がない。この人のマンガはどれもこれも面白いのだけれど、異常に進行が遅い。連載をまめに読むより単行本を買った方がストレスがなくてよい。いまなら「賭博黙示録カイジ」(前シリーズ)を一気読みすれば氏の魅力がよくわかる。
 例によって謎に満ちたトリックの解答はこだしにされ、興味は次回に廻され、ストーリー遅延のイライラより、本題そっちのけで立ちまくるキャラクターたちに涙する。かなり好き嫌いが激しく別れる作品。自分の様に人生半分くらい負けまくっていて、一発逆転を日々夢見ているクズ人間は涙なしに読めない。