昔話

 ちょっと前まで百円均一コーナーで売られていたブックオフブルーハーツの旧譜だが、最近はブルーハーツ株が急騰したのか?軒並み¥2000-である。そんな中、若きブルーハーツファンには是非聞いて欲しい逸品。The clashの「白い暴動」white riot...つまりはファーストアルバムである。ブルーハーツクリソツである。どっちがさきかはいうまでもない。もちろん、かといってブルーハーツがどうこういうわけではない。どちらも素晴らしい作品である。
 最近なぜかレコード月間。昔買い集めたレコードを再評価している。個人的に集めていたレコードなので評価がかなり偏るのは仕方ない。で、クラッシュのファーストアルバムが発掘された。そりゃ昔パンクバンドもやったことある自分だし、クラッシュの曲も何曲かコピーした記憶もあるのだから懐かしいことこの上もないのだが、そんあことより思うことは、あのパンクブームの当時ロンドンにまさるともおよばぬ空前の不景気にみわられているのに、なぜ日本では暴動が起きないのだ?お気に入りの作「I Fought The Low」概要を簡単に日本語訳すると「俺は法律と闘った〜!!そして法律が勝った」...てめえ負けているじゃん。という負け犬ソングである。これだけではなくてほぼ全部負け犬ソングである。何が言いたいかというと「負け犬だって人間なんだ。負け犬だって生きているんだ」だっ(意味不明ダッ)
 再販されたクリアーなCD音源ではなくて、20年前の輸入盤レコード。レコードがセロファンに優しく包まれてるわけではなくて、直接紙のレコード袋に入っている。もちろんスリキズだらけなので、Yahooオークションでは当然のように「神経質な方の入札お断り」だ。自分が買った時点でぼろぼろ。しかも自分も若かった頃ガンガン聞きまくっていたので、ノイズでまくり。そんな劣悪なレコードなのだが、その劣悪さがピッタリな逸品である。売らないけど...