超久しぶり

 普通の、古本屋でない、ブックオフでもない普通の本屋さんで文庫本を買った。何年ぶりであろうか...昔のように自分の読んだ本を本棚に並べて「凄いだろう」と自慢する時期を当に過ぎ去った自分にとっては、かなり凄い行為。で、買った本が「ネガティブハッピー・チェンソーエッジ」御存知みんな大好き(←あんただけや)滝本竜彦のデビュー作である。図書館で入荷予定がないまま、リクエストしようかどうか悩んでいたのだが、文庫化されていたことにきがつかなかった。文庫発見したので即買い。水曜日から出張に行くので、今回の出張本にする。
 これだけでは一週間の出張には間が持たないので、御存知小栗虫太郎黒死館殺人事件」を図書館から借りてくる 。最近読みにくい小栗作品に対して意地になっているようだ。もう一冊「ラブクラフト恐怖の宇宙誌」角川ホラー文庫。これはほとんどの翻訳を、大好きな荒俣宏大先生がしておられるので借りてみた。ここだけの話。大好きとかいいながら先生の小説(帝都物語)とかは一冊も読んでいないのだが...博物誌関連本しか読んでいない。