耳鼻科でのすごい光景。

自分のかかりつけの耳鼻科は耳の治療中その内容を逐一患者さんにもわかるようにテレビモニターしている。それは診察室にいる他の患者たちにも見えるのだ。そんな診察室にやってきた、最近耳の聞こえが悪くなったという80歳くらいの患者さん。患者さん注視の中「たくさん耳あかが詰まってますね〜まあ、このくらいだったらたいしたことありません」とか言いながら医師がピンセットでつまみ出したそれは直径5ミリ、長さは優に1センチもあろうかという強大なもの。大したこと、大あり。それもご丁寧に二本.(片耳)「念のため難聴検査しますから、検査室の方にどうぞ」難聴検査?シロウトの自分が見ても明らか「耳あか溜まりすぎによる難聴」でしょ。思わずその場に居合わせた患者たちを見ると、まるで自分の意見に同意するように、ア然としつつ、皆も周りを見回していた。