から回りの一日

たった六千百円だよ?一日がんばった結果がこの売り上げだ。もっとも自分の過去最低記録三千円を更新することはできなかったが(おい)
人がいないのよ、なんか知らんけど。ぜんぜんお客がこないのよ。空気相手に販売はできないから、しょうがないといえばしょうがない。もう少し集客してくれないかな〜今こうして夜の町を漂ってネットカフェにたどり着いたわけだが、この繁華街をうろついているわかものたちが皆デパートに来てくれたら、かなり助かるのだが・・・夢みたいなこと行ってないで明日がんばろう。
昨日見つけた銭湯のような温泉へ行ってきた。結果、銭湯のような温泉ではなくて温泉のような銭湯だった。なにはともあれぶくぶくマッサージャーがあって助かった。しばたく極楽気分で凝りまくった肩を当てていると、自分の後ろのほうから何やらん布状の物体が前方へ流れていった。ん、なんだ?げげ、背中に張っていた肩こりのシップ、はがすの忘れていた〜恥。
他の銭湯客の失笑を買いまくる。
で、更衣室でこの温泉の効能書きを探したのだけれど、見つからないのだよこれが。温泉なら必ず表示される成分分析表と効能がないということは、温泉じゃないということだ。そんなわけで、しばらく更衣室内をあっちこちさがしまくっていたのだが、どうもその姿が怪しく映ったらしく、湯上りにくつろいでいた少年に避けられてしまう。モーホーと誤解されたか?ま、確かに肩まで伸ばした髪、落ち武者のような小太り中年、あやしいわな(おい)
自分と入れ違いに、この町お繁華街でよく見かける黒服の青年が入ってきた。銭湯に入る黒服、はじめてみた。ヒロシの部屋は風呂なしというのもなんとなく納得。