「あなたのとりこ シルヴィ・バルタン アンソロジー」シルビィ・バルタン

NHKのラジオ番組で「シルビィ・バルタン星人」というベタベタなラジオネームの人の投稿があり、その名前だけで吹き出してしまった。こういう変なツボ、大好き。それどころか、冗談じゃなくてバルタン星人って。ウルトラマン放送当時に日本に初来日したシルビィ・バルタンをもじって「バルタン星人」と付けたんだって。はい、これホント。
と20年以上信じ込んでいたのだが、どうやら違ったみたいだ。詳しくはクリック↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/
で「バルタン星人」調べてね。
一月ほど前に近所のハードオフの¥100ジャンクレコードコーナーに「シルヴィ・バルタン ベスト」という二枚組レコードがおいてあった。買おうかな、どうしようかなと迷っているうちにすっかり忘れてしまい、シマッタと思い直してハードオフへ行ったところ、すでに売れていた。他の人も考えることは一緒...というか、こういうものは見つけた瞬間に速買いしないとダメなのね〜落胆してしまったんだが。
神は自分を見放さなかった。
なんと図書館で「あなたのとりこ シルヴィ・バルタン アンソロジー」というのを発見した。これはすごい。ベスト盤どころかほとんど全曲集。解説を読んでみるとかなりレア音源も入っていた。その中でも一番ビックリしたのが「スループ・ジョンB」あのビーチボーイズ「ペットサウンド」収録の名曲をブライアン・ウイルソン自らがバルタンの為にアレンジし直した逸品である(バルタン...って表記するとかなり勘違いされそうなので、以降シルヴィとシマス)なんかどこかで聞いたことあるいい感じの曲だけど、何だったかド忘れしてました。ビーチボーイズ版と違ってかなりポップ。このほかにもビートルズよりも先カバーした(オリジナルはアイズレー・ブラザーズ)「ツイスト・アンド・シャウト」とかミッシェル・ポルナレフお馴染み「愛の休日」とか、ヒット曲カバー満載。もちろんシルヴィオリジナル曲もたくさんあるけど、案外メロディなど聞き覚えのある曲がたくさんある。幼少時代の記憶というのはすごいな〜人間というのは不思議なもので、生まれて間もない年代にはやった曲を聴くと「いい曲だな〜」と無条件で感じることが多々あるが、それはきっとその曲を物心つく段階で無意識に記憶しているからなのだろうな。
きっといま二十歳くらいの人は「ポリス」なんか聞いてウルウルしているに違いない。
最近の図書館貸し出しもの最大の収穫であった。バンザイ。

あなたのとりこ?アンソロジー

あなたのとりこ?アンソロジー