ケロロ軍曹

「けろけろけろ高らかに〜地球侵略せよ」ええと、ちなみにケロロ軍曹は新潟ではテレビ放送がありません。先日、弟夫婦が遊びに来たときに持ってきたこのDVDを見てすっかりハマってしまった娘は、早速レンタルしてきて、毎日朝から晩まで何回も何回も見続けているのですよ。その主題歌は軍歌をベースにしたような二拍子の行進曲。このての曲って頭の中にするっと入り込んで、ぐるぐるぐるぐる回り続けるんだよね。聴きたくもない曲だけど、こう毎日何十回も聞いていると、サスガにおぼえるよ。
「けろけろけろ〜♪」傘を持ち歩くと必ず晴れになり、ドアには小指をはさみ、晩のおかずは作るより買った方が安かったという、あるある探検隊のような主題歌だ。
つきあいで何回も見せられてしまったが、サスガに飽きた。
今思うと似たような現代サブカルチャー批判番組の「星のカービィ」は偉大だったなあ....
ところで原作マンガがブックオフで売っていたので、つい買ってしまった(本当は気に入っているな)そこでようやく登場人物の設定などがわかった。あのかわいいカエル君たちは地球への侵略者だったのですね。バルタン星人みたいなモノだったのか。時代ととものココまで侵略者像が変わってしまうとは。アニメのソレとは違って割とおもしろく読めた漫画だったけど、「アンゴルモア」とか「ノントルマ」(ウルトラセブンの「ノンマルトの使者」がモトネタ)とか、宇宙探偵(本来は宇宙刑事のはずが、刑事試験に落ちて探偵になった。とりあえずコンバットスーツは着る)とか、一体どこのだれを対象にしているマンガなのかと...あ、自分みたいなやつか?
最近の子供番組というのはこの手の「将を射んとせば、その馬を射よ」というのが実に多い。親は馬なのね...イヤ、ハマるつもりはないのだけれど、当分の間レンタルビデオ店からはケロロ軍曹しか借りてこないんだろうな。一体何日このブームが続くのか?今から戦々恐々である。
とりあえず今回買ったのは六巻です。

ケロロ軍曹 (6) (角川コミックス・エース)

ケロロ軍曹 (6) (角川コミックス・エース)