「another mind」上原ひろみ

輸入盤を中古屋さんで見つけたので、衝動買い。そして今ソレを聞きながらテキスト書いているわけだけど...なんか「トムとジェリー」以外あまりよくないぞ。彼女のデビュー当時、ものすごい新人が現れたと評判になっていた。そこで紹介されていた曲といえばこの「トムとジェリー」がほとんどだっただ。これを聞いて「スゴイ人がいるなあ」と素直に感動したものだったのだが...
そういえば最近の彼女の新作ってのをラジオで聞いたことがあったのだが、かなりヒドイんじゃないかと個人的に考えてしまったのだが....
といった全否定の感想は基本的に禁じてとしようと心に命じている自分としては、上原ひろみさんのことをもっと考えてみよう。
彼女はまだ二十代だ。二十代の若者に「わびさび」とか「人生の苦難」とか「テクニックだけではない、なにか」を求めるより「若さに任せて。爆進せよ!!!」と言った方が絶対にいい。ヤッパ、こういう若さあふれる楽曲を聴いていると、意固地な考えが頭をぐるぐる回ってしまうコト自体が「老化現象」なのかなと思ってしまう。音楽は相撲と同じだ。立ち会いの時、かわしたり変化したり下がったりすることは、力がなくなってからすればいい。若いうちはどこまで到達できるのか、持ちうる力を全力で「頭からぶつかってゆく」コトが絶対に必要だ。考え違いや早とちり、いわゆる「若さ故」といわれるような部分は、もっと歳がいってから修正すればいいことである。
なんか、若いうちに大成功した人を、嫉妬しているとしか思えない文章だな、これは...まるで「相撲部屋訪問記」だ。
反省しる。

Another Mind

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