忘れていた市展

地元の公募展に1回でも応募すると、それ以降、頼んでもいないのに応募用紙が自動的に送られてくる。今回も市展の応募用紙がかなり前に送られてきていたのだが、すっかり忘れていた。シマッタ、何とかしなければ....
よく考えたら、何とかする必要はちっともないのだが。
無視すればいいのだが「ああ、今年ももうそんな季節か」とつい新作を作ってしまう。ろくに入選しないくせに...ホントは悔しいんだよ!!
で、今回の締め切りが近い市展なのだが、よく考えたらこれから長期出張があるので、今日明日中に作品を完成させなければ応募は不可能ということに気がついた。いくら何でも日程的に無理。
この無理な状況ってのが、燃えるんだよね。
そんなわけで、今日一日は市展への出展作品の製作に当てた。もちろん木彫だ。事前になにも構想を練っていなかったので、手近なモチーフで制作だ。手近なモチーフとは...?
娘...かな。
とりあえず娘の写真を正面と側面を撮り、ソレを参考に適当に彫刻し始める。適当なものだから、とうぜん「似てない」〜似てない、似てない〜とかおもいながら修正していると、似ていないなりにも、それなりに雰囲気が似てくるものだ。
なんか突然ハラがたった。
「コラ、わがままばかり言うな。コラ、ゴハンは残さず食べろ。コラ、寝る前には歯を磨け。コラ、宿題やれ。コラ、割り算くらい、ちゃんと覚えろ」
普段言っていることと同じコトを言いながら、完成しかかった彫刻の頭をドツキたおす。ストレス溜まっているのかもしれない..........