「検察側の論告」佐藤亜紀

久しぶりの佐藤亜紀は映画や本のレビューである。年代的には2000年以前のものが多いので、ちょっと古めを感じさせてもいいのだが、そんな流行本などほとんど取り上げていないから、特に問題なし。その前にほとんど自分の読んだことのない本ばかり紹介されているので、いやはや読書の道は遠く険しいものだ。
どんなことが書いてあったかというと、ほとんど暴言。自分も日記でかなり暴言吐き出しているつもりだったが、まだまだ修行がたりなかった。何せ理論武装が半端じゃないから、とても太刀打ちできない。
これこそが大人の女性の喧嘩の仕方なのだなと...四十三にもなってまだ甘ったれたことをいっている自分は小人なのだということを痛感する。
が、むしろ彼女のブログのほうが鮮度高いし、暴言度もきわだっているので、本を買おうかどうか迷っている人には一度読んでみることをお勧めする。ま、ほら、ブログってただで読めるし。過去ログさかのぼるとかなりコアな話題があったりしておもしろいっす。
参考↓
http://home.att.ne.jp/iota/aloysius/tamanoir/

検察側の論告

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