老眼鏡

寄る年波にはかなわず、とうとう老眼鏡着用となってしまった。
本当は金曜日にもらってくるはずだったが、忙しくていけず、今日引き取りに行った。早速付けてみると、あら不思議。あれほど見えなかった手元がとてつもなくクリアに見えるではないか!!驚いた。目から鱗が落ちるとはこのことか?
自分は近視ではない。しかし極度の乱視でメガネなしでは3時間持たない。眼精疲労と頭痛がひどいのだ。医師から「乱視に加えて老眼ですね」といわれたときに「遠近両用メガネが必要ですか?」と言ったモノだが、基本的に近視ではないので一個のメガネではすまないということだ。乱視用と遠視用を二つ持ち歩いて、仕事に合わせて使い分けろとのお達しだ。二つも持ち歩くのか、めんどうだな...
「基本的には今まで使っていたメガネで日常生活は不自由ないのだから、パソコン使ったり細かい作業したりするときだけ遠視用のメガネを使えばいいです」
って、ソレは自分の日常作業ですけど...
冷静に考えてみると、自動車運転時は今までの乱視用(遠くがやたらよく見える)を使って、後は遠視用になるのだな...ま、コレで読書に苦労しなくてよくなるな...シャレにならないくらい手元が見えなくなっていたことに、この老眼鏡着用で気が付いてしまった。逆を言えばコレで今までよりもっと細かな作業が可能になるので、より高度な作品製作ができるかもしれない。
いつものコトだが、新しいメガネが気持ち悪い。まだ慣れないせいで、胃の当たりが車酔いの時みたいにムカムカする。まあ、一週間もしていればそんなことはなくなるはずなのだ。
今、新しいメガネでパソコンしたり、本を読んだり、いろいろ試している。まだ良いんだか悪いんだかよくわからない状況だが、自分の手のひら指紋が鮮明に見えるのも、悪くないものだ。
というか、なんというか...まだ自分44歳なのだが...早すぎないか?