「図書館戦争」「図書館内覧」「図書館危機」有川浩

　はじめて読んだ有川浩の小説。ずっと男だと思っていたけど「ありかわひろ」とお
よみするらしい、女流作家であった。ごめんなさい。
　図書館の自由と表現の自由を守るため、図書館憲章を胸に、メディア管理委員会の
理不尽なる攻撃に果敢に立ち向かってゆく図書館部隊の精鋭達の血わき肉おどる物語
〜！！ではどうもないようだ。どちらかというと前途を舞台にした乙女のライトノベ
ルっていったような物だ。なに？サッパリわからないって？ま、読んでみてください。
痛快無比の中にもほろりとさせる要素がいっぱいあって、あっという間に読が進むこ
と間違いなし。一日あれば三冊読破も夢じゃない。
　しかも三巻まで来て、まだ完結していない。
　また続編が出たら読もうとは思うが、たまにはなにも考えなくて楽しめる、エンター
テイメントの王道の様な本は、頭のリフレッシュにはとてもいいものだ。だいたい
「ゴーレム100」なんか読んだ日には...いや、もういいです。

図書館戦争

図書館内乱

図書館危機