刮目して見よ、呉。

idonokaibutu2007-11-22

写真は、呉駅降りて一番最初に目についたスクリュー。何故かこれが駅前に鎮座している。その時は、何せ呉での初日だったのでよくわからなかったのだが、数日たつうちに(自分でもあれこれ調べたが)呉のコト(なぜススクリューか)が少しずつわかり始めた。
呉駅まえ、大和ミュージアムから見える呉港のパノラマ。

あるなら最初から張れよ。
というか、呉ではかなり写真をたくさんとってしまったので、なかなか整理がつかなかったのだよ。まあ、それだけ魅力的な町だったのだよね。何と言っても呉には日本海軍の歴史がそのままあるとって言っても過言ではない。たぶん大嫌いな人と大好きな人で意見が分かれるかもしれないけど。ニュートラルな立場にいるつもりの自分ですら、あの大和ミュージアムや潜水艦の展示などを見た後にはフラフラと....それだけの海軍パワーが呉にはある。
まあ自分がかろうじて海軍色に染まらずに帰ってこれたのは「松本零士コーナー」が大和ミュージアムにあったからであろう。今考えると何であそこにあったかわからないのであったが、アレがあったからこそ冷静に「ふむ大和か」と思えたのであろう。もしなかったら、明日から君も「大和万歳」の軍国少年だ!!
それくらい、日本男児の琴線をグイグイつかみまくるミュージアムなのだ。
たとえばゼロ戦(本物)

たとえば人間魚雷、回天(本物)

なんかマンガで読んだことあるような物体の「本物」が普通にソコに飾られているのだよ。
その時は興奮冷めやらずだったのだけど、チョット時間をおいてみると、あの興奮ってチャットやばかったのかもしれないなあ。
実際、昭和の大戦当時、そんな熱病にも似た興奮に、いろいろあった人たちが沢山いたと思うと、チョット複雑な気分になってしまった。
呉のことはもう少し書こうと思う。もうチョットおつきあい、よろしく。
...イヤ、呉は嫌いな町じゃないんだよ。むしろ住みたいくらい。一年中暖かくて住みやすそうだし、何と言っても市内が病院だらけで、老後を過ごすのなら、全く心配なしのユートピアに思えてしまうのだが...む、コレも一種の「沖縄病」か?