「代替医療のトリック」サイモン・シン

数少ない自分の信頼できる作家、サイモン・シンの本ではあるが、今回は数式があるわけではないし、こういったデリケートな問題を解説するは、ビリーバーがたくさんいすぎるので難しいと思う。
いろんな代替医療に対して疑問を投げかけるのだが、特に「ホメオパシー」に関しては強烈に怒っている。ま、サイモン教授が言わなくても「なんかあやしいよな」ってのが英国では保健医療として認められているようで、チャールズ皇太子のお墨付きなんかもあるらしいから、怒り心頭のようだ。
わかる、気持ちはわかる。とりあえず頑張ってくれ。
自分は無力だ。遠い極東の一中年がどうこう言ってもどうにもならないが、どうにかならないものかと思っちゃうわけだ。
そうはいっても接骨医へ行き、肩もんでもらうのは至福だよなあ〜(こういった整体なんかも攻撃対象のサイモン教授)
治療効果が抜群の温泉につかるのは、極楽だよなあ〜(コレはどうだ、サイモン教授)
ところでその昔エドモント・ハミルトンの「キャプテンフューチャー」という小説で「サイモン教授」ってのが大活躍していたので、つい自分もサイモン教授と呼んでしまった。たぶん問題なし。

代替医療のトリック

代替医療のトリック