「白痴」ドストエフスキー
二階堂さんばかりの話題が続いた昨今だが、相変わらず読書もしています。
いや〜眠い。久しぶりに睡魔が強烈に襲ってきた。読了するのにエライ時間がかかってしまった。読了するまでに他の本を数冊読んだせいもあるが。
「白痴」とタイトルあるけど、どう見ても主人公のムイシュキン公爵は白痴に見えない。かなり理路整然と会話を展開しているように思えるのだが?
そんなこと思っているのは自分だけか?
そういえば自分は25年くらい前に黒澤明版「白痴」を小さな名画座(懐かしい響きだ)で見たことがある。主人公達を翻弄する悪女ナスターシャを原節子がやっていたが、散々小津映画を見た後だったので、彼女に悪女は似合わないなあ〜とおもったものだった。もっともこの映画の後じゃないかな?「どいつもこいつも原節子の使い方を間違っている」と憤慨した小津監督が彼女を主役に置いた名画を次々に作り出したのは。
- 作者: ドストエフスキー,木村浩
- 出版社/メーカー: 新潮社
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