2004-02-19から1日間の記事一覧

で、芥川賞ですが

「蹴りたい背中」綿矢りさ。読了。正直ぬるい。特に「蛇とピアス」の後に読んだら(実際文芸春秋では掲載ページが後)この物語のぬるさがたまらなく気になる。文章も「蛇とピアス」の方がかなりうまそうに思えるし、何より人生の重みが段違いだ。と、ここま…

入門書としてはどうか?

「物語の体操」大塚英志読了。将来芥川賞をめざすでもなく、しかしそれでいて文筆業への就職を(仕事として)希望して、そのノウハウを取得したい人たちへの入門書第一巻(二巻以降がでる予定はない)自分の創作欲求を満足させるため、あるいは、社会に問題…