面白いのに、なぜない

 スゴイよバローズ。スゴイよ火星シリーズ。スゴイよジョンカーター。てなわけで「火星の女神イサス」読了。例によってカーターの超能力「幽体離脱航法」(?)で麗しのデジャー=ソリスの待つ火星へひとっとび。ところがこれがまたやっかいな場所に到着したばっかりに...波瀾万丈痛快アクションが始まったのであった〜
 しかし不遇な扱いだよな。近所のほとんどの本屋では売っていないし...今回も図書館の司書さんから書庫に片づけられていたモノを探してきてもらいました。書庫に行ったきり、待てど待てども司書さんは戻ってきません。やっと戻ってきた手には割と状態のいい文庫本が二冊。あまり借りれていなかったようです。
 泣かせどころ、見せ所、落としどころなど絶妙に設計された物語に、途中でやめることができず、一気に最終ページまで読んでしまった。しかも何だこの終わり方は!!コレじゃ続巻をすぐに読まなくてはならないじゃないか。イカン、すっかりバローズの罠にはまってしまった。。
 こんな面白い本が図書館で、ほとんど閉架扱いだなんて...なんてもったいない。しかもシリーズの後半数冊は蔵書すらない。一体どうやったら全冊コンプリートできるのであろうか?古本屋を探すか?ネット書店か?いや、自分の性格だから、買ったら絶対に読まないぞ。貸出期限があるから読む。尻に火がつかないと、なにもしない。
 参考サイト「エドガー・ライス・バローズのSF冒険世界へようこそ!」 カオール!!