孫正義

 「孫正義起業の若き獅子」1999年発行の本を読んでいます。たった4年で孫氏の評価が激変してしまったことに「ドックイヤー」と言われるネット関連起業の恐ろしさを感じました。ひょっとして「ドックイヤー」自体がもはや死語かも知れませんが...
 まだ半分しか読んでいませんから、何とも言えませんが、この本を発行と同時に読んだ人は「コロッ」と騙されてしまいそうです。何せこんな片田舎の新潟ですら駅前や繁華街では「ADSLモデム無料ですよ〜どうぞ持ち帰りください」とやっているんですから。もちろん誰も持っていきません。このへん、実績や家柄など過去の固定観念を打破するといいっておきながら、いつしか自信が固定観念化していることに気が付かない不幸を感じます。そう言う意味では実に貴重な本かと思います、が...まだ読了前なので何とも...それよりもこの著者大下英治さんの方が気になります。ジャーナリストとして自分が大好きな沢木耕太郎とはあきらかに違うスタンスで書いています。好き嫌いは個人でいろいろありますが自分は嫌いです。この辺のことはまた後ほど...