AMAZONアファリエイトはじめました

 詳しいことはよくわかんないけど、自分が読んだ本の感想を書いて、それに賛同する人があわよくばアマゾン経由でその本を買った場合、自分にアファリエイト料金ということでいくばくかのお金(自分の場合はアマゾンギフト券だが)がもらえるシステムである。では早速感想を書こうではないか。



太陽の塔
森見 登美彦
 そりゃもう岡本太郎先生大リスペクトの私がこのタイトルを見て素通り出来るわけはない。早速読んでみた。特に太陽の塔が物語り上に重要な位置を占めていないことに愕然。関西の某有名な学生だったり、学生崩れだったりするのだが、そいつらが揃いもそろってオタクでストーカー予備軍だたりするのはご愛敬。要は作者が某有名大学在学中だか大学院だか卒業だかしている。それがどうした、そんなことは作品の出来とは全く関係ない。まったりと、のんべんだらりと一般大衆には関係ない時間が流れ、一般大衆ではない人たちにとっては屈辱としかとらえようがない時間が流れ。相容れない時間経過の中にもそれなりに物語りを収束させねばならないと言う使命の元に、京大在学だか卒業だか大学院高の頭脳を駆使して、何となくまとまりつけた快作。もちろん書店では派手な帯付きで販促されている、この夏大プッシュの逸品である。
 まあ、普通の作品ならこのように大絶賛まではなくとも中絶賛(小絶賛)位はする作品ではあるが、コレはなんと今年の「日本ファンタジーノベル大賞」受賞作だ。「日本ファンタジーノベル大賞」といえば過去に新潟県の生んだ大蟻食御大女史の「バルタザールの遍歴」が大賞を受賞し、な、なんとあまつさえ、御大天帝女史の「東京異問」が次点に甘んじてしまったという、ワガクニにおいてはとんでもなく権威ある賞なのである。なのである〜!なのである〜!なのである〜!なのである〜!なのである〜!なのである〜!なのである〜!なのである〜!なのである〜!なのである〜!なのである〜!なのである〜!なのである〜!なのである〜!なのである〜!なのである〜!なのである〜!なのである〜!それが、なに、なに??なになにコレ?こんなショボイくだらないつまらんユルイ作品が大賞受賞だと〜ふざけるな。難じゃこりゃ?見るも恥ずかしい出来の悪い滝本竜彦エピゴーネンではないか。作者は滝本竜彦に平伏すべし。
 こんな感想文では誰も買わないだろうな。アファリエイト意味無し....