「ぼくたちは何だかすべてわすれてしまうね」岡崎京子

僕たちは岡崎京子をこころから欲している。かなえられぬ願いは、このようなうっかりすると埋もれてしまいそうな作品まで発掘してしまう。
ご存じ岡崎京子のマンガではない作品集。小説というにはちょっと「?」だけれども、エッセイと言うにはフィクション。女の子文体なのだが、ないようなかなりどぎつかったりする。岡崎京子がマンガを画くために画いたストーリー覚え書きなのかな?とおもったら「PR誌ちくま」に連載されていた小説(?)だった。不慮の交通事故からリハビリ中の岡崎先生の元にはファンはもとより並み居る漫画家からも復帰のラブコールが送られていることはいまさらいうまでもないが、本人は至ってマイペースでリハビリしているらしいことが、本の奥付で書いてあった。気長に待ちます。
よく考えたら「Pink」と「ヘルタースケルター」くらいしか読んでなかったのじゃないかと、自分。他にも「ハイリスク」ってヤツを週刊アクションで連載中に読んだが、これは単行本になってないよね?原作がカリブマレイ(漢字わすれた)だったし、岡崎作品の中でも違和感ありすぎだもんね(三作しか読んでないくせに偉そう)いや、確か他にも読んだと思ったんだけれど、う〜ん残念。思い出せない(本当にファンなのか?)

ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね

ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね