出ていたのか。

こんな風に本ばかり読んでいるので、人がどんな本を読んでいるのかも非常に気になる。出張などで電車に乗ると、かなりの人が本を片手にのりこんでいるので、日本の読書人口は思いのほか高いに違いない。ただし都会のみ。サスガに自動車がないとどこにも行けない田舎では、それほど読書はされていないと思う。なにせ、読書しながら運転できないから。
そんなわけで、先日も広島出張の折、新幹線の席の隣に座った青年が、分厚いハードカバーを取り出して読み出した時は「お、同志よ」と思ってみたりしたのだ。一体ナニをば読んでいるのかい?と、本の扉をのぞき込むと、そこには英文で素っ気なくこう書いてあった。
「operation rosedust」
...ん?なんじゃそりゃ。読めないなあ...ええと、おぺれいしょんろおずば...
げ!!「op.ローズダスト」じゃねえか!!何ともう発売されていたんだ、この野郎!!
早速出張から帰宅後、パソコンで市立図書館の新購入本のリストを調べた。あった。しかし残念、貸し出し中。今のところ予約が入っていなかったので、早速メールで貸し出し予約を入れる。スマン福井晴敏くん。上下巻で¥3784-は高いよ...
Op.ローズダスト(上)
Op.ローズダスト(下)