北書店って知ってる?

また先日の話。
商談会があって新潟市中央区へ行ったのだが、商談の合間に3時間ほど空き時間ができてしまった。そこで市役所前、新大病院近くの北書店へ行ってみた。ここは知る人ぞ知る新潟での「チョット本にはうるさいよ、俺」ってな人が沢山集まる書店である。そこで見つけてしまったのがこの本だ。
「しゃべったり 書いたり」二階堂和美
この本の存在は知っていたけど、まず図書館にはないだろうし、近所の書店にもないだろう。ほしけりゃアマゾンしかないな。いつかは買おうかなとは思っていたが。
こういう本に書店の本棚で出会うと、間違いなく即購入だ。しかもこの書店では15冊くらいが棚からあふれるように並んでいた。自分が知らなかっただけで二階堂さんて有名人だったのか?メジャー歌手?いやまて、ひょっとして...
「この本の人は、近々新潟でライブとかするんですかねえ?」
「さあ、しないんじゃないんですか」
...つれない店主の返事だった。
じゃ何故こんなに沢山このお店にはおいてあるのとよく聞いてみると、もともとインディーズな出版なので、まとめて買わないといけないみたいで...
「この人は意外とコアなファンが多いみたいですよ」
とは店主の言葉...だれのことだ?自分のことか?
それにしてもマイナー出版社とはいえ130ページほどのハードカバー本に¥1,500-とは。普段はブックオフのヘビーユーザーの自分には、目玉が飛び出るくらい高額だ。
しかしソコは考えよう。実は二階堂さんは僧侶でもあるのだ。だからコレは本を買った代価ではなくて「お布施」であると思うことにする。もしいずれ出会うことがあったら、お経の一つもあげてもらえれば本望である。
自分が死んだときにはぜひお経を上げてください。(←おいおい)

二階堂和美 しゃべったり 書いたり

二階堂和美 しゃべったり 書いたり