読書

涼宮ハルヒ

...ええと、誰だっけ作者。これだけ有名なシリーズなのに、とっさに作者の名前が出てこないのが悲しい。多分自分だけではないだろう。 いい年こいてライトノベル。いやもうおもしろければ何でもいいんだ自分。ちなみに図書館には「ヤングアダルトコーナー」…

「素数の音楽」マーカス・デュ・ソートイ

難しい話はサッパリわからん。だが最近読んでいる数学系の本の中では何故か必ず「時計計算機」の概念が出てくる。ひょっとしてこの単純きわまりない考え方こそが、もう一段の高見へ人類をあげてくれるキーワードなのかもしれない。 時計計算機とは? たとえ…

「代替医療のトリック」サイモン・シン

数少ない自分の信頼できる作家、サイモン・シンの本ではあるが、今回は数式があるわけではないし、こういったデリケートな問題を解説するは、ビリーバーがたくさんいすぎるので難しいと思う。 いろんな代替医療に対して疑問を投げかけるのだが、特に「ホメオ…

素数豆知識

最小の素数って「1」じゃないよ「2」だよ。そいでもって偶数で唯一の素数が「2」だよ。知っていてもなんの役にも立たないと思うけど...豆知識だよ!

「暗号解読」サイモン・シン

有名なアメリカンジョークがあるんだけど... 「アメリカがアポロで月へ行った頃、重大な問題に遭遇した。宇宙の無重力状態ではボールペンが使えなかった。そこでNASAは何億ドルもの研究資金を投入して遂に『無重力空間でも字が書けるボールペン』を開発した…

「斜陽」太宰治

ああ、だめだ。自分には太宰は合わない。コレまで読んだのは「人間失格」と「走れメロス」しかないけど...メロスはたしか教科書で読んだ。これが円谷プロの「アンドロメロス」のモトネタである(←ウソ) ブチ壊れかかっている男が出ているのだがどいつもこい…

指輪物語1〜10巻、別巻

大ヒット映画にもなったご存じ名作中の名作。でも第一巻は歌ばかり歌っていてちっとも話が進まない。ここで挫折するかどうかで全巻読破できるかどうか決定する。 そんな歴史的名品なのだが、意外なことに自分はまだ映画版を見ていない。実は自分に課していた…

エンディミオンの覚醒

ここんところぜんぜんやっていなかった書評コーナーだが、再開の予定は立たない。リハビリを兼ねて去年読んだはずだが感想を書いた覚えのない本をリストアップしてみた。 エンディミオンの覚醒 指輪物語1〜10巻、別巻 素数の音楽 暗号解読 代替医療のトリッ…

そういえば去年読んだ本って?

なんだったっけな? とりあえず印象に残ったヤツといえば「レ・ミゼラブル」「ジャン・クリストフ」「指輪物語」と大河長編小説ばかりだ。しかもフランス圏のが二つ。どうやら、おフランスにかぶれたらしい。 レ・ミゼラブルに関しては昨日書いたけど、ジャ…

沖縄ボケ

先月沖縄に行ってから、沖縄のことばかり考えている。まあ今に始まった話ではなくて、沖縄帰り一ヶ月くらいはそんな状態が続く。どれだけ楽しいんだ沖縄と思われるかもしれないが、これが意外に好き嫌いが激しく「二度と行くもんか」というご意見もよく伺う…

読書

本だけは相変わらず読んでいます。 感想書くのがめんどくさいだけ。

お久しぶり、最近読んだ本

お久しぶりっていうか?誰も興味ないと思う恒例コーナー。 「ハイペリオンの没落」ダン・シモンズ 長いなあ。なんて長い物語だろう。とりあえず各巻ごとにお話しは完結しているように思えるのでOK。意外な結末はたくさんある。「この先どうなるんだろう」的…

最近読んだ本

そういえばここのところ読書日記を書いていないなあ...そういえばあまり読んでいないなあ... 最近ラブクラフトはチョットお休み。「黒いチューリップ」アレクサンドル・デュマ モンテ・クリスト伯があまりにおもしろすぎたので、コレもおもしろかろうと読ん…

「地球最後の日」コナン・ドイル

こう毎日読書感想文ばかりだと、日常生活ネタが皆無なのではないかと疑われそうだが、まさにそのとおり。毎日自宅から出ず仕事一途だとブログネタがなにもないのだよね。 そんなわけで、今日もコナン・ドイルといきましょう。昨日「マラコット深海が荒唐無稽…

「マラコット深海」コナン・ドイル

ホームズで有名なコナン・ドイルであるが、SFでもかなり名を馳せていたのである。代表作はもちろん「失われた世界」ロストワールドである。ギアナ高地の秘境には進化の歴史から取り残された恐竜時代があった。たしか昔読んだような気がするのだが、NHKの「青…

「黒猫・黄金虫」エドガー・アラン・ポー

子供の頃から何度か読んだ本だけれども、また読んでしまった。どんな内容かすっかり忘れてしまっていたので、新鮮な気持ちで読めて、お得。何といっても圧巻は「黄金虫」ズバリ!シャーロック・ホームズの短編「踊る人形」のモトネタである。コレに出てきた…

「失われた古代大陸」黒沼健

「この度本邦お初にお目見えになりました驚異の歴史本。この世界には五つの大陸がありますが、実はその前にも他に大陸がありました。ある日一夜にして海底に沈んでしまい、歴史の表舞台から消えてしまったのです。その大陸の名前を...アトランティス!!」 …

「夢みる宝石」シオドア・スタージョン

巻末の解説を読むといきなり「難解なスタージョン」ときたものだ。自分のような30年前からハヤカワSF文庫に親しんだファン達にとっては「スタージョン=難解」という刷り込みがなされてしまったようだ。なかなか読んでやろうという気持ちになれないのが非常…

「PLUTO」浦沢直樹

自分は、手塚治虫の鉄腕アトムにおける「地上最大のロボット」のアニメ版を衛星NHKで二年くらい前にひょっこりやっていたのを偶然みた。 ある王国の王様が世界で一番強いロボットを作った。そのロボットが世界で一番強いことを証明するために、世界中で名だ…

「緋色の研究」コナン・ドイル

ちょっと前に映画を見に行ったとき、上映時間に間に合わなくて二時間くらい待たなければならなくなった。その時、時間つぶしにと近くのブックオフで急遽買ってきた105円の本がコレだ。 中学校の図書館には必ずあった推理小説三大シリーズといえば「江戸川乱…

ラブクラフト

ラブクラフトっていうと...てか、誰も知らないんじゃないかと思う昨今。ラブ...だから愛。クラフトだから、何か作る人なのか?というわけでラブクラフトとなんの予備知識もなく突然言われると「ナニそれ、どんなハーレクインロマンス...はあと」と言われそう…

最近の読書

ずいぶんとびとびになってしまったブログ。正直ブログ書いているヒマがあったら読書している方がマシだってわけで、かなり読みまくっている。 以下最近読んだ本を羅列してみた。 「こんにちわアン」バッジ・ウイルソン 「シャム双生児の秘密」エラリー・クイ…

「この世で一番大事な『カネ』の話」西原理恵子

「金はな、命より重いんだ」 ざわざわざわざわ...この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)作者: 西原理恵子出版社/メーカー: 理論社発売日: 2008/12/11メディア: 単行本購入: 71人 クリック: 566回この商品を含むブログ (377件) を見る

「犬神博士」夢野久作

ショック!! なんとした失態か。あろう事か久しぶりに書店にて定価で買った本(普段はブックオフのヘビーユーザー)だというのに... あろう事かあの米倉斉加年画伯の傑作ブックカバーをどこかに紛失してしまった。 あのときはたしか出張中で忙しく、宿泊先…

異常はきたしません

多分ネタだと思うけど。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1027682090 息子の部屋に「ドグラマグラ」(夢野久作)を発見した母親からの相談。 表紙がアレ(角川版...てかそれは米倉まさかね画伯の傑作なのだが)なので非常に心配し…

「オタクアミーゴスの逆襲」岡田唐沢民田直

ずいぶん久しぶりに出たオタクアミーゴス物だけど、サスガにこのインターネットでyoutube時代ではネタがすでに古くなっているとしか思えない。そんななかでも「愛壊れたジョッカー夫婦」というAV作品には何故か心惹かれるものがあった。全身ショッカーの戦闘…

「死の舞踏」スティーヴン・キング

ここ数日の更新が妙に滞り気味だったのは、この本のせいである。読んでも読んでも終わらないので、読了まで数週間かかってしまった。 いまさら自分が言いってもしょうがないが、キングこそ今世紀最大の作家である。あまりにおもしろすぎる作品群。だから若い…

「カラシニコフ自伝」カラシニコフ

カラシニコフといえば戦争でよく使われているあの銃じゃないか?そうか、カラシニコフってのはそれを作った人の名前だったんだ。はじめて知った。ということはその人の人生もあるってワケで、そんなカラシニコフさんの自伝(口述筆記)である。 カラシニコフ…

「幼年期の終わり」アーサー・C・クラーク

高校生の頃にハヤカワ文庫版で読んだ事があるが、今回は光文社の新訳シリーズで読んだ。内容はほとんど変わらないのだが、その後ソビエト崩壊などの歴史的事件があったので、とりあえず初めの少しだけ改正されているらしいが、あまり気にならない程度(気が…

「戸川幸夫動物記」戸川幸夫

今までは長編しか読んだことがなかった戸川幸夫だが、これは短編集。子供向け文庫なのだが、それだからと言って特に文体が簡単になっているわけでもなく。でも、もともと読みやすい人なので、学校図書館に蔵書するには可もなく不可もなく、実に無難な選択な…